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「食から認知機能について考える会」第1回メディアセミナーを開催

2021年5月7日(金)、「様々な「食」の観点から認知機能を考える
~withコロナ時代の認知症予防の課題とともに」というテーマのもと、「食から認知機能について考える会」(以下、「当会」)によるメディア向けのセミナーを開催しました。
これは、当会のテーマとする「食」と認知機能の関係性について科学的に検討し、一般生活者にとって有意義な情報を発信するとともに、昨今の新型コロナウイルス感染症による新しい生活様式下における認知機能低下の予防という課題に対する議論を深めることを目的としています。

当セミナーでは、まず、当会代表の大内尉義(虎の門病院顧問)より、当会のテーマ「食から認知機能を考える」ことと、認知機能へのコロナ禍の影響という課題理解を深めていただきたい、という開催趣旨を紹介しました。
次に、大塚礼先生(国立長寿医療研究センター 老化疫学研究部長)より、「食および食品成分と認知機能の関連」と題し、これまでに国内外で行われた疫学研究の結果をもとに、食生活と認知機能の関連性を示すエビデンスの紹介が行われました。その中で、国立長寿センターが行っている疫学研究(ILS-LSA)の研究成果から、認知機能低下を抑制する食・生活様式として、多種多様な食品を毎日の食事に取り込むことが日本人に効果的であるとの考えを示しました。
続いて、当会の浦上克哉(日本認知症予防学会理事長 / 鳥取大学医学部教授)より、日本認知症予防学会が行った「コロナ禍における認知機能低下に関するアンケート」の集計結果(参照:日本認知症予防学会)について紹介を行いました。その中で、コロナ禍による生活様式の変化により、認知機能低下のリスクが高まっていることを、医療従事者、患者の双方が感じている実態が明らかにされた。そのうえで、予防策として運動や知的活動(趣味や会話など)、食習慣の重要性を示しました。
最後に、平野浩彦先生(東京都健康長寿医療センター 歯科口腔外科部長)より、「口と認知機能の関係」についてオーラルフレイルの視点から解説が行われました。口腔機能の軽微な低下に始まる「オーラルフレイル」は、摂食・嚥下機能や発声機能の低下につながり、さらには心身の機能低下にまで負の連鎖を引き起こす要因であることが説明されました。また、オーラルフレイルの予防が認知機能の改善につながるという研究結果から、歯科専門職による定期的な口腔管理などの適切なオーラルケアが有効であるとの考えを示しました。

これらの講演を通じ、「食から認知機能について考える」ことの意義をご理解いただけたものと考えております。
また、今後も当会のホームページや、定期的なセミナー、学会での講演などを通じ、積極的に情報発信を行い、認知機能に関する有用な情報を継続的に発信し続ける予定です。

【第1回メディアセミナーの模様】

第1回メディアセミナーの模様1 第1回メディアセミナーの模様2 第1回メディアセミナーの模様3

【第1回メディアセミナー概要】
開催日時:2021年5月7日(金) 18:00-19:00
開催形式:オンライン形式
登壇者(登壇順・敬称略):
・大内 尉義(食から認知機能について考える会代表 / 国家公務員共済組合連合会虎の門病院顧問)
・大塚 礼(国立長寿医療研究センター 老年疫学研究部長)
・浦上 克哉(鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座・環境保健学分野教授 / 日本認知症予防学会理事長)
・平野 浩彦(東京都健康長寿医療センター 歯科口腔外科部長)

司会:「食から認知機能について考える会」事務局

問い合わせ先:
「食から認知機能について考える会」事務局(Yoshi&Partners合同会社内)
info@yoshi-partners.com
※「@」を半角文字にしてから送信してください
※ご希望の方にはセミナーのビデオ記録を提供します(メディア関係者に限ります)